介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネージャー)を目指すための基礎となる知識・技術を習得できる学科です。


福祉現場での現任者が夜間の時間帯を有効に活用し、2年間にわたるカリキュラムを通じて、最高の成果が得られるように確かな指導を行います。

介護福祉学科・介護実務科で卒業までに取得可能な資格

介護福祉士(ケアワーカー)

国家資格であり、介護福祉に関する専門知識や技術をもって、身体または精神上の障害者の入浴、排泄、食事等の介護を行い、また、その者及び介護者への指導も行います。

ケアマネージャー(介護支援専門員)

介護福祉の現場におけるマネジメントを行う専門家です。最適な介護の提案、計画書(ケアプラン)作成等、介護サービス利用者とサービス事業者の橋渡しを担います。

介護予防運動指導員

高齢者の生活機能低下を防ぐことにより、健康状態を保つことを目的とし、高齢者に対して専門的な知識と技能をもって介護予防のトレーニングを指導します。

福祉用具専門相談員

福祉用具貸与を行っている事業者において、利用者が福祉用具の購入やレンタルをする際、その相談に乗り、利用者のニーズに合う適切な用具の選定を手助けします。

ホームヘルパー2級

高齢者や身体障害者の自宅または入所施設で、介護サービスや家事援助サービスを提供します。やさしさと頼もしい手で、利用者の日常生活を支える重要な仕事です。

福祉住環境コーディネーター

高齢者や障害者の方に安全で快適な住環境を提案します。医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身に付け、各種の専門職と連携しながら適切なアドバイスをします。


イベント   資格・実習
入学式 オリエンテーション 4月 介護福祉士スタート

5月 ケアマネージャー(2年次) 
  6月  
中間試験 夏休み 7月  
  8月  
前期末試験 学園祭 体育祭 9月  
後期スタート 10月 障害者自立支援法(2年次)
  11月  
中間試験 冬休み 12月  
  1月  
学期末試験 2月 ケアマネージャー(1年次)
卒業式 3月  

授業科目 授業時間 主な授業内容
基礎科目
生活支援の理念と尊厳の理解 30 人間理解から、介護の基本視点、利用者の権利と尊厳、地域生活支援の理解と技術等
生活支援のためのアセスメント計画 30 ケアプランとサービス計画の基本的理解、作成手順の理解、サービス提供の実際等
認知症の理解 30 認知症の病理・症状・治療、利用者への援助方法、認知症を支える専門職の役割
介護におけるコミュニケーションと介護技術 30 利用者とのコミュニケーション、心のケアのための基礎的態度等個人の尊厳を支えるケア
医療・看護との連携 30 医療・看護との必要性とチームの一員としての介護職の役割、医療機器等の基礎知識
介護におけるソーシャルワーク 30 介護において求められるソーシャルワークについて、理念を理解し実践的援助技術を習得
専門科目
社会福祉概論 180 介護福祉問題から社会福祉の対象、制度と実施体制、援助技術、保障と関連制度、展望について
老人福祉概論 30 高齢者問題、保険福祉制度サービス供給の仕組み、住宅・施設サービスの制度等
障害者福祉論 30 障害者(児)福祉の基本概念、原則、障害の概念、現状、関連法、サービスの体系等
リハビリテーション論 30 リハビリテーションの概念からリハビリテーション医学・解剖・生理・病理の基礎知識等
社会福祉援助技術 30 個別援助・集団援助技術等の意義及び機能、必要関係専門職との連携等
レクリエーション活動援助法 30 レクリエーションの概念、レクリエーション活動の主体と学習、計画作成、実施上の配慮
老人・障害者の心理 30 介護福祉と心理学、老化と心理的影響等、障害とその心理的影響等に関して
介護福祉士総合演習 30 介護福祉士の国家試験受験に向けての過去問題演習
介護保険事務 30 移住サービス、施設サービス、予防サービスについての介護レセプトの書き方等
その他
障害者自立支援法概論 30 自立支援法の主旨、目的、サービス内容の基本的な理解、地域生活における人的支援等
介護予防 30 介護予防概論、転倒防止、失禁予防、認知症予防、低栄養予防、口腔機能向上等
福祉住環境コーディネーター受験対策 30 役割と機能、住環境整備関連職への理解と連携、高齢者や障害者に対する住環境関連施策
制度とサービスの理解 30 介護保険法、障害者自立支援法を中心とした高齢者、障害者の医療・保健・福祉制度等
障害と疾病の理解 30 加齢・老化に伴う変化及び各種障害、主要疾