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【藤花会】精神科医、本校非常勤講師による基調講演 『病気や障がいを抱えた人の身になるために必要なこと』 を開催!

2023年3月19日、藤仁館学園グループ同窓会組織“藤花会”主催、2022年度Think The Careerにおいて、同窓会員の10年先・20年先のキャリアを考えることを目的として、精神科医、本校非常勤講師 赤松先生による基調講演『病気や障がいを抱えた人の身になるために必要なこと』を開催しました。基調講演のポイントについて、以下ご紹介します。

対人援助では、“人の身になること“ことが大切であり、以下5ステップを繰り返し行うことの必要性を述べられました。

  1. 相手は自分と同じではない、という前提に立つ
  2. “人となり”を知り、抱えている“病気や障がい”のことを知る
  3. 入手した情報を基に、相手になったつもりで仮説を立てる
  4. 仮説に基づき、相手に寄り添う
  5. 寄り添って終わりではなく、PDCAサイクルをまわして、上記1~4を地道に継続する

“人の身になる“対人援助サイクル(講演を参考に本校作成)

上記2における“人となり”を知る事は、相手が身の回りに起こる事象を“どう捉えるか”という解釈につながるために重要なステップだと述べられました。

また、赤松先生は、アルツハイマー病の事例を採り上げ、この抽象化されたステップを具体化され、聴講した卒業生等は各々の職場での活用イメージを持つことができました。今日から使えるインプットができた基調講演となりました。

講演の様子

聴講の様子

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